HS-DHGLを修理する

数年前に中古で購入してから調子の悪いまま、だましだまし使っていたHS-DHGLですが、
ついに、起動してくれなくなりました。


症状としては、電源ONした時にHDDのスピンアップが変な感じがして
エラーを吐いて止まるというものでした。
ネットで調べてみると、ファームの出来が悪いらしいとの情報を得たので
いろいろなファームを入れ替えてみても調子の悪いまま。
最終的には、HDDからカチカチ音まで聞こえる始末。
これは、根本的に治さねばならぬと思い作業開始です。


まず、HDDがスピンアップしてくれないことにはどうしようもないので、
HDDの交換が必要かと思い分解してみると。
電源基板のコンデンサが膨らんでいるではありませんか!!

↑これは、電源の5Vラインに入っていたコンデンサです。
少し膨らんでいるのが、わかりますか?

↑これは、12Vラインに入っていたコンデンサです。膨らんでいないようですが、
HDDのスピンアップに必要なのは12Vなので容量抜けしてるのかもしれません・・・っと思ってこれも交換しました。

交換後の写真を撮り忘れたのですが、少し大きめの2200μFに交換しました。
正直言ってハメるのに苦労しました。
交換後に電源ONしてみると、見事にスピンアップしてくれました。
HDDはカコンカコン言ってますが・・・


電源回路をテスターで調べてみたら、ACコンセントが入ると5Vと12Vは出力されているようで、
電源ONでHDDをスピンアップさせているようなので、コンデンサが機能不全に陥るとHDDのスピンアップ時の大きな電流が
引き出せずにスピンアップできないようです。


次にHDDの異音ですが、これはHDD交換しか無いので交換することにしたのですが
250GBしか無いので、HS-DH320GLに250GBを入れる事にしました。
当然の事ながら、HS-DHGLはHDDをそのまま交換しただけでは動いてくれません。
ここから下の作業は、HDDが完全に壊れていないときにだけ実行できます。

そこで、Acronis True Imageを使ってコピーをとることにしました。
Acronis True ImageはWINDOWSの場合はパーティションの拡張を行ってくれますが、
Linuxの場合は行ってくれません。
要するに、容量の小さいディスクから大きいディスクは、コピーできるけど逆は無理ということです。
仕方ないので、Gparted Liveを使用して、データ領域を小さくしてからAcronis True Imageを行うことにしました。
今後の作業を行うとNAS内のデータはすべて消えます


初期状態から、なんとなくSWAPを増やしてみた所のSS

・sda6のxfs領域を消します(ココにデータが入っているので、この作業でデータが消えます)

・sda4の領域を移行先のHDDよりも小さくします。(後ほど再度Gparted Liveで大きくするので、かなり小さくしてOKです)

・SWAPを増やします(SWAPの増加作業は、後ほどacp_commander.jarでログインしてfreeコマンドで2GBも不要ということがわかりました!!)

・再度sda6をxfsで作り直します。


この後は、Acronis True ImageでHS-DHGL→交換先の250GBのディスクにコピーを行います。
(Acronis True Imageでの作業時にHS-DHGLに入っていたディスクのデータは保持しておく事をお勧めします)


コピーが完了したら、再度Gparted Liveにて、
・sda6のxfs領域を消します
・sda4の領域をHDDの最大まで取ります
・再度sda6をxfsで作り直します。


以上の作業で、HS-DHGLの320GBHDDから250GBHDDへの換装作業が完了です


ここからやっと、ファームウェアの話に入れます。
まず、現在入手できるファームは
HS-DHGLファームウェアVer.1.10 (日本Buffalo公式)
HS-DHGLファームウェアVer.1.12-2a (日本Buffalo非公式)
HS-DHGLファームウェアVer.1.20 (日本Buffalo公式)
HS-DHGLファームウェアVer.2.10 (US-Buffalo公式)(検索でHS-DH320GLとか打つと出てくる)
HS-DHGLファームウェアVer.2.21 (buffalo-technology.com公式)(Search for Downloads by Familyの所でLinkStationとHS-DHGLを選べばOK)
です。
色々と入れ替えた結果、DLNAサーバとしての使い勝手は1.12-2aが一番よいと思います。
1.10はファイルサーバとしては良いけどDLNAのDB更新がイマイチな感じです
1.20と2.21はDLNAサーバとしては良いけど、大量のJPGファイルを送り込むとファイルサーバが固まる。
2.10は評価してません・・・

ファームを入れ替えるときの注意点としては、入れ替え後に初期化する事を忘れずに!!
あと、ファイアーウォールを切るのも忘れずに!!


ファームのダウングレード時などにアップデータを受け付けてくれない場合は
acp_commander.jarを探してとりあえずC:\hs-dhgl直下にでも入れてください
それからバッチファイルを以下のように組んで下さい
*********************************************
↓Boot領域の枯渇による新ファームの落としこみができない時
cd C:\hs-dhgl
java -jar acp_commander.jar -t 192.168.11.22 -cb
pause
*********************************************
↓HS-DHGLにtelnetしたい時
cd C:\hs-dhgljava -jar acp_commander.jar -t 192.168.11.22 -o
pause
*********************************************
1.20から1.10にダウングレードできない時は、一度2.21に上げてやると
1.10のファームを入れられる時もあるので、うまくいかない場合は一度試して下さい


以上でやっと、まともに使えるようになったので、さっそく約7000枚のjpgファイルを落とし込んでみましたが
問題なく転送でき、DLNAのDBも順次更新されているようだったので、この状態で使い続けられそうです。


ちなみに、カコンカコン言ってたHDDですが
HDD Low Level Format Tool
にてフォーマットすると、異音が治っちゃいました。

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